地元の農家さんの畑を訪ね、土に触れたり、取れたてを味わったり・・・。
もっと食を身近に感じてもらいたいから、定期的に体験イベントを行っていきます。
学校給食会では、鳥取市の中学2年生を対象に実施されている職場体験学習に協力しています。
中学生職場体験事業は地域社会に学び、豊かな人間性を育むことを目的に行われています。
1.体験学習の前に先生と一緒に説明会が行われます。
給食センターの所長さんや栄養士さん、調理員さんから、給食づくりに大切な「衛生管理」についてしっかりと説明を受けます。
2.調理室に入る前には、髪の毛が落ちないようにしっかり帽子をかぶってから白衣を着ます。
生徒たちは、ひと目で見分けがつくように青い帽子をかぶって仕事を行います。
白衣に髪の毛などがくっついていないかチェックした後、爪の間や手首を丁寧に洗います。
普段の手洗いより、時間をかけて丁寧に洗わないと調理室へは入ることができません。
3.この日の仕事は児童・生徒みんなが喜ぶ、給食のデザートの袋詰めです。
他にもたくさんの野菜の洗浄など体験しました。
この日は初日で緊張していましたが、徐々に慣れていったようです。
中学生職場体験が行われる1週間は、野菜を洗ったり、デザートの袋詰め、大きな釜を使って実際に調理をしたり調理全般を体験します。
体験学習に来てくれた生徒は、この一週間とても疲れたようでしたが、最後まで気を抜かず頑張ってくれました。
普段から食べている給食ですが、作る側になると思うとイメージと違うかもしれませんね。
何かをつかんで、ひとまわり大きくなってくれると嬉しいです。
中学生職場体験のほかに高校生インターンシップの受け入れも行っています。