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9月10日は「防災の日」
鳥取市では、鳥取大震災の教訓を風化させないために「鳥取市総合防災訓練」が実施されています。
鳥取大震災は、第二次世界大戦中の1943年9月10日17時36分に鳥取県気高郡豊実村(現・鳥取市)を震源に発生しました。
マグネチュード7.2と震源が極めて浅く、鳥取市で震度6を記録しました。
鳥取市中心部の木造家屋は、ほぼ倒壊し全壊率は80%を超え、死者は1000人を超えたと記録されています。
ほぼ全ての建物が倒壊した一方、鉄筋コンクリートの建物は何棟か持ちこたえたそうです。
現在の鳥取市二階町にある「五蔵円薬局ビル」もその中の一つです。
五蔵円薬局ビルは、大震災後に起こった鳥取大火でも内部は全焼したものの建物は残りました。
二度の災害にも持ちこたえた建物が現在でも残っているってすごいですね。
鳥取の歴史について調べながら、防災に対する意識も高めていきましょう。